脳卒中|頭痛・認知症もりた脳神経クリニック|神戸市東灘区の脳神経外科

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脳卒中

脳卒中|頭痛・認知症もりた脳神経クリニック|神戸市東灘区の脳神経外科

当院での脳卒中治療の特徴

①急性期治療が必要かの判断

脳卒中(脳血管障害)には脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の3種類があります。突然現れる症状には注意が必要です。以下の症状が現れた場合は早急な治療が必要です。

 

  • 片側の手足に力が入らない
  • 片側の手足の感覚がない
  • ろれつがまわらない、言葉が出ない
  • 目線が合わず意識が混濁している
  • 突然の頭痛、後頸部痛
  • めまい、ふらつき
  • 嘔気・嘔吐

 

特に脳梗塞は治療が早ければ早いほど予後が改善されます。当院では24時間体制で診療を行う脳卒中センターと連携をとっており、脳卒中を疑う症状がある方はいつでも相談・受診いただけます。発症からの時間経過により治療が変わるため、最後に症状がなかった時間(最終健常確認時間)の確認が重要です。

 

②再発予防のための管理

急性期治療を終えた後も、脳卒中の再発予防のために生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)の管理が必要です。脳梗塞の場合は抗血栓療法薬(抗血小板薬・抗凝固薬)の内服も行います。生活習慣の見直し、禁煙や節酒も重要です。当院では脳卒中後の患者さんのかかりつけ医として、これらの管理を継続的に行っています。脳卒中の再発に不安のある方や専門医への通院を希望される方は、ぜひ当院をご検討ください。また、健康診断で生活習慣病が指摘された方にも、脳卒中を発症させないように健康管理をサポートします。

③ 高次脳機能障害に対するリハビリテーション

脳卒中後の患者さんは、失語や高次脳機能障害で継続的なリハビリを必要とする方もいます。回復期病院を退院した後は介護保険で行うリハビリもありますが、個別指導が必要な患者さんも多いです。当院では必要な方に外来リハビリテーションを提供しています。また、必要に応じて車の運転再開や復職についてもサポートいたします。

脳梗塞について

脳梗塞は脳血管が詰まり、脳が酸欠で壊死することにより生じます。急性期治療ではrt-PA(血栓溶解療法)やカテーテルによる血栓回収療法を行い、詰まった血管を再開通させます。治療のタイミングが早いほど脳の障害を防ぎ、後遺症を軽くすることができます。急性期治療後は脳梗塞の再発予防(2度目の脳梗塞を防ぐ治療)を行います。ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の3つの病型が多いですが、2〜3割程度は原因がはっきりしません。病態に応じて抗血小板薬や抗凝固薬を内服し、エコーなどの画像検査で経過観察などを行います。また、高血圧、脂質異常症、糖尿病、心房細動などが原因となる可能性があり、これらの管理も行って行きます。

脳出血について

脳内の血管が破れて出血すると脳出血となります。血腫が大きくなると脳組織を圧迫し機能障害を引き起こし、生命の危険をもたらします。脳出血の急性期治療では、血腫の拡大を予防する治療や血腫除去術が行われますが、治療の効果は限られ、多くの場合後遺症を残します。従って、発症予防が重要であります。飲酒量の増加と高血圧は脳出血と関連があります。また、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、モヤモヤ病など特定の疾患が原因となる場合には手術が必要となる場合があります。時にてんかんを合併し、抗てんかん薬が必要となります。

くも膜下出血について

脳表の血管が破れて出血すると、くも膜下出血となります。致死率が高く、治療しても全体の1/3しか社会復帰できないと言われています。多くは「脳動脈瘤」と言われる血管のこぶが原因です。事前の検査で動脈瘤が分かっている場合は、開頭クリッピング術や血管内治療で破裂予防のための治療を行います。くも膜下出血が発症してしまった方は急性期病院で少なくとも3週間以上治療が必要な場合が多いです。高次脳機能障害が残存したり、水頭症でシャント手術が必要な場合もあります。当院では生活期に入ったくも膜下出血後の患者さんの経過観察やリハビリテーションが可能ですのでご相談ください。