
禁煙外来
禁煙外来
喫煙はがん・脳卒中など様々な病気を引き起こす原因です。
禁煙は、最も確実に病気や死亡の危険性を下げることの出来る方法です。
ただ、禁煙習慣の本質は「ニコチン依存症」であり、本人の意思のみで長期間の禁煙ができる喫煙者はごくわずかであることが分かっています。
禁煙治療はニコチンパッチなどの禁煙補助薬を用いて、約3ヶ月の「禁煙治療プログラム」に沿って行われる治療で、一定の基準を満たせば保険診療で行う事ができます。
以下を満たす方は保険診療で禁煙治療プログラムを受ける事が出来ます。
・直ちに禁煙しようと考えていること
・ニコチン依存症と診断されていること(TDS5点以上)
・35歳以上の場合は、ブリンクマン指数が200以上であること
・禁煙治療を受けることを文章により同意していること
問診や診察を通じて、ニコチン依存症の診断を付けます。保険適応ではない方は自由診療による禁煙、アドバイス、資料提供を行います。
保険適応と考えられた方には禁煙開始日や使用する禁煙補助薬を決定します。
初回診察から2,4,8,12週間後の合計4回の再診を行います。
呼気CO濃度測定などにより客観的に喫煙状況を評価し、禁煙継続を支援します。