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認知症
年をとっていくたびに増えてしまうのが“もの忘れ”です。このもの忘れには、年齢相応に起こってくる生理的なものと、軽度認知障害(MCI:健常と認知症の中間段階)や認知症の初期段階といった病的なものが存在しますので、その原因を見定める診断がとても重要になります。
当院では「病的なもの忘れ」を早期に発見し、適切な治療につなげられるように、神経学的検査、神経心理検査、画像検査などを用いて、総合的な診断を行っています。
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脳卒中
脳卒中とは「脳血管障害」とも呼ばれ、脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血、くも膜下出血)して、脳の機能が障害される病気の総称です。日本で最も多いのが脳梗塞で、脳卒中の7割を占め、次いで脳出血が2割、くも膜下出血が1割といわれています。
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頭部外傷
頭を強く打つと、時に頭の中や骨に問題が起きることがあります。これは重大な状態になる可能性があるので、適切な対応が必要です。
頭のケガで心配な方は、予約なしでも診察を受けることができます。ご心配なことがあれば、遠慮なくご相談ください。
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脳神経外科
頭痛、認知症、脳卒中、生活習慣病の他にも、頭部外傷、脳腫瘍、てんかんなど様々な疾患に対応いたします。院内の頭部CTで迅速な検査、説明が可能です。MRIや脳波などの検査が必要な場合は連携病院で行います。さらに精密検査や手術を要する場合は連携病院へ紹介し、治療を受けて頂きます。
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生活習慣病
生活習慣病は、生活習慣が原因で発症する病気の総称です。運動不足や不適切な食生活、過度な飲酒、喫煙やストレスなど、習慣や環境が深く関与し、これらが積み重なることで発症します。健康診断などの一般的な検査によって早期発見が可能です。決して安易に考えず、検査値に異常がある場合や少しでも不安を持たれた時は、お早めにご相談ください。
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健康診断・予防接種
当院では各種健康診断、予防接種を行っています。
予約が必要ですので、お電話で問い合わせください。
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高次脳機能障害
脳卒中、頭部外傷後、脳外科術後、心肺停止後低酸素脳症など、様々な原因により脳がダメージを受けたことで生じる注意力・記憶力・言語・感情・認識力等の障害を指します。生活に支障を来しているにもかかわらず、見た目には分からないため周囲に理解されにくいという問題があります。
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リハビリテーション
当院では脳血管疾患を代表とする脳の障害に対し、外来リハビリテーションを行っています。
医師1名、言語聴覚士2名、作業療法士1名が治療に関わります。
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通所リハビリテーション(介護保険)
通所リハビリテーションは介護保険のサービスです。要支援・要介護認定を受けた方に対し、機能訓練を提供します。個々の利用者の病状に応じて、医師とセラピスト(作業療法士・言語聴覚士)が専門的かつ個別性の高いプログラムを計画・提供します。主な対象疾患は脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、頭部外傷、認知症などですが、機能訓練を希望する未病の方にも対応いたします。
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オンライン診療
オンライン診療とは、インターネットを活用して、医師と患者が遠隔で診療を行うサービスです。自宅や職場など、どこにいてもスマートフォンやパソコンを通じて受診できます。特に、忙しい方や移動が困難な方にとって大変便利なサービスです。希望される方は対面診療での受診時に相談ください。
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その他
かかりつけの患者さんの体調管理のため、内科的診療も行っています。
また、どこで相談すれば良いかわからない症状でお困りの方もおられるかと思います。
微力ながら、一緒に解決方法を見つけていきたいと思いますので、お気軽にご相談ください。