予防接種(ワクチン)|頭痛・認知症もりた脳神経クリニック|神戸市東灘区の脳神経外科

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予防接種(ワクチン)

予防接種(ワクチン)|頭痛・認知症もりた脳神経クリニック|神戸市東灘区の脳神経外科

トピックス

・2025年4月より、帯状疱疹に対する予防接種がインフルエンザや新型コロナウイルスワクチンと同様のB類定期接種の対象となりました。
・2024年9月頃より肺炎球菌ワクチン「プレベナー20」が使用可能となり、幅広い肺炎球菌をカバーできるようになりました。

年齢別、予防接種まとめ

予防接種(ワクチン)は感染症に対する免疫をつくり、重症化を防ぎます。当院では以下の予防接種を行っています。 予防接種を希望の場合はお電話で連絡ください。

小児〜学童期

乳児期〜小学生 → 小児予防接種インフルエンザワクチン

小学6年生から高校1年生までの女性 → 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン、シルガード)

成人

15歳〜42歳の妊娠を希望する女性、その同居者 → 風しんワクチン

50歳〜60歳 → 帯状疱疹ワクチン(任意接種)

60歳〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の障害がある方 → 肺炎球菌ワクチンインフルエンザワクチン、新型コロナワクチン帯状疱疹ワクチン(いずれもB類疾病予防接種)

65歳以上の方 → 肺炎球菌ワクチンインフルエンザワクチン、新型コロナワクチン帯状疱疹ワクチン(いずれもB類疾病予防接種)

 

帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチン

帯状疱疹はウイルス性の皮膚炎で赤い発疹と水ぶくれができる皮膚疾患です。50歳台から発症率が上昇し、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。帯状疱疹治癒後も神経痛(ピリピリした痛み)が残存することがあります。予防接種により、帯状疱疹や神経痛の発症リスクを減らすことができます。

2025年度に65, 70, 75, 80, 90, 95, 100を迎える方は定期接種の対象です。予約の上、接種券をお持ちください。

帯状疱疹ワクチンの比較

詳細情報

帯状疱疹について(兵庫県)

帯状疱疹の定期接種について(神戸市)

神戸市の独自補助について(神戸市)

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による髄膜炎、敗血症、重症肺炎などを4割程度予防するワクチンです。
接種対象者:
    ・65歳以上の高齢者 (特に以下の状態の方には強くおすすめします。)
 ・糖尿病、慢性肺疾患、アルコール依存症、慢性心疾患、慢性肝疾患をお持ちの方
 ・免疫不全状態(固形がん、抗がん剤、ステロイド療法、脾臓摘出後など)の方

・【定期接種】65歳になる1ヶ月前に接種券が送られてきますので、65歳のうちに接種してください。(実年齢が66歳になると接種券は使用できなくなります。)

・ニューモバックスとプレベナー20は同程度の肺炎球菌カバー率です。プレベナー20は抗体をつくるだけでなく免疫記憶をつくり、より長期間の予防効果にも期待出来ます。(肺炎球菌ワクチンQ&A: 日本臨床内科医会)

高齢者肺炎球菌の予防接種(神戸市)

肺炎球菌ワクチンについて(厚生労働省)

65 歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(呼吸器/感染症/ワクチン学会の合同委員会)

風しん予防接種

妊娠初期に風しんに感染すると、目・耳・心臓などに障害(先天性風しん症候群)がある赤ちゃんが生まれることがあります。妊娠中の人に風しんをうつさないためには周囲の人が風しんにかからないようにすることが大切です。現在2つの助成制度を利用できますが、いずれも少しややこしいです。妊娠の可能性のある女性は接種できません。女性が予防接種をうける場合は、あらかじめ約1ヶ月避妊し、接種後約2ヶ月も妊娠しないようにしてください。

風疹クーポン券

2018年7月以降の全国的な発生をふまえ、これまでに風しんの定期予防接種を受ける公的な機会がなく、抗体保有率が他の世代と比べて低くなっている世代の男性に対し、2025年3月31日まで風しんの抗体検査の実施及び抗体がない方に対する予防接種を公費で実施していました。抗体検査を受けたもののMRワクチンの供給不足で予防接種が受けられなかった方は2027年3月31日まで接種を受けることが出来ます。接種費用はかかりません。(風しんの追加的対策;神戸市)

神戸市独自補助

神戸市では以下に該当する方に予防接種料金のうち2,500円の補助を受ける事ができます。(接種費用:自費10,000円, 補助を受けた場合 7,500円) (風しん予防接種料の一部補助;神戸市)

・15歳〜42歳の妊娠希望の女性で抗体価が低い方
・その同居者で抗体価が低い方
・抗体価が低い妊婦の同居者で抗体価が低い方

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

子宮頸がんの原因ウイルスであるヒトパピローマウイルスの感染を予防します。当院で主に使用しているシルガード(9価HPVワクチン)は原因の80−90%を占めるウイルスの感染を予防します。接種は自己負担無料です。15歳未満で接種開始する場合は2回接種スケジュールが選択可能です。

定期接種

対象者:小学校6年生(12歳となる日の属する年度の4月1日)から高校1年生相当(16歳となる日の属する年度の3月31日)までの女性

HPVワクチンの定期接種(神戸市)

キャッチアップ接種

対象者:1997年4月2日から2009年4月1日生まれの女性のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までに1回以上HPVワクチンの接種を受けた方

キャッチアップ接種の期間延長措置(神戸市)

小児定期接種

ロタウイルス、BCG以外のワクチン接種に対応いたします。

5種混合ワクチン(ゴービック):これまでジフテリア、百日咳、ポリオ、破傷風に対し4種混合ワクチンが使用されていましたが、Hibワクチンが加わり5種混合となっています。

肺炎球菌(プレベナー20):2024年10月以降使用可能となっています。従来の13価肺炎球菌ワクチンに比して血清型のカバー率が高く、有効性が高いと考えられます。

麻疹・風疹混合(MR)

水痘

日本脳炎

おすすめ予防接種スケジュール(NPO法人 VPD)

インフルエンザと新型コロナのワクチンについて(予定)

両ワクチンは、感染時の重症化予防を主な目的としています。特に65歳以上の方、および60〜64歳で基礎疾患のある方は定期接種の対象となり、積極的な接種を推奨しています。インフルエンザと新型コロナのワクチンの同時接種の安全性も確認されています。2025年度も10月頃からワクチンを準備して随時接種を実施する予定です。

インフルエンザワクチン

  • 接種期間:2025年10月頃〜2026年1月頃  (詳細は未定)
  • 使用ワクチン:助成利用時は皮下注射タイプ、任意接種は経鼻タイプも選択可(お電話でご確認ください。)
  • 自己負担額(助成利用時):
    • 高齢者(65歳以上の方、60-64歳で基礎疾患がある方):1,500円
    • 任意接種(13歳以上65歳未満):4,000円
    • 小児(1歳以上13歳未満):2,000円(2回目は4,000円、多子世帯は2,000円)

神戸市では、子どもの接種に対する助成制度があります。

新型コロナワクチン

  • 接種期間:2025年10月頃〜2026年1月頃 (詳細は未定)
  • 使用ワクチン:ファイザー社コミナティ(オミクロン株JN.1系統対応1価ワクチン)
  • 自己負担額(助成利用時):
    • 高齢者(65歳以上の方、60-64歳で基礎疾患がある方):3,000円
    • 任意接種(12歳以上65歳未満):15,000円

詳細情報

インフルエンザ定期接種(高齢者)(神戸市)

インフルエンザ定期接種(小児)(神戸市)

コロナワクチン定期接種(神戸市)