ナルティークについて|頭痛・認知症もりた脳神経クリニック|神戸市東灘区の脳神経外科

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ナルティークについて

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ナルティークについて

頭痛に悩まされる女性

ナルティークは、2025年12月より処方可能となった片頭痛治療の新しいお薬です。CGRP受容体拮抗薬という種類のお薬で、片頭痛の発作が起きたときの治療(急性期治療)にも、片頭痛を予防する治療にも使用できます。

急性期治療薬としてのナルティーク

次のような方に特に効果が期待できます

  • 従来のトリプタン系のお薬が使いにくい方(心臓や血管に不安がある方、副作用が出る方など)
  • これまでのお薬では頭痛が一時的に良くなっても再び痛みが戻ってしまう方
  • 頭痛薬を使う日数が多く、薬剤の使用過多による頭痛のリスクがある方

予防薬としてのナルティーク(隔日投与)

次のような方に特に効果が期待できます

  • 注射タイプのCGRP関連薬の使用が難しい方(費用面や注射への抵抗感などの理由で)
  • これまでの飲み薬による予防治療で十分な効果が得られなかった方、または副作用で続けられなかった方
  • 月経(生理)に関連して片頭痛が起こる方

ナルティークの処方をご希望の方は、診察時に医師にご相談ください。患者様お一人おひとりの症状に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。

ナルティークについて

月経関連片頭痛への効果

海外の臨床研究では、月経に関連した片頭痛に対してリメゲパント(ナルティーク)を使用したところ、参加者の80%以上で月経期間中の片頭痛発作が消失、または大幅に軽減したことが報告されています。
(参考文献:Rimegepant for the Short-Term Prophylaxis of Menstrual Migraine: A Real-World Study. J Headache Pain. 2025 Nov 12;26(1):253. doi: 10.1186/s10194-025-02185-y)

※この研究では海外での使用方法が用いられており、日本での一般的な使用方法とは異なる場合があります。

トリプタン系のお薬が使えない方への効果

トリプタン系のお薬で効果が不十分だった方や、副作用で使用できない方を対象とした臨床試験では、ナルティークの服用により、プラセボ(偽薬)と比較して有意に高い割合で頭痛が改善されました(服用2時間後の改善率:ナルティーク55.9% vs プラセボ32.7%)。また、副作用の発現率はプラセボと同程度で、安全性も確認されています。
(参考文献:Rimegepant for acute treatment of migraine in triptan-unsuitable adults: A randomized, double-blind, placebo-controlled phase 4 trial. Cephalalgia. 2025;45(11):3331024251395298. Epub 2025 Nov 18.)