
群発頭痛
群発頭痛
群発頭痛は、とても強い頭痛が決まった時期に繰り返し起こる病気です。数週間から数か月続いた後、しばらく頭痛のない期間が続きます。この頭痛は珍しい病気で、100人に1人未満しかかかりません。男性の方が女性より多く、25歳から50歳の間で発症することが多いです。
群発頭痛の治療には、発作が起きた時の「急性期治療」と、発作を防ぐための「予防治療」があります。
頭痛が起きないように、毎日お薬を飲みます。ベラパミルという薬がよく使われ、副作用は少なめです。海外では、月1回の注射で予防できる新しい薬(CGRP関連抗体薬)も使えるようですが、本邦では保険適応外です。
大切なポイント:お酒を飲むと発作が起きやすくなり、たばこを吸う人は症状が重くなりやすいので注意が必要です。