高次脳機能障害｜頭痛・認知症もりた脳神経クリニック

高次脳機能障害とは

脳卒中、頭部外傷、脳外科手術、心肺停止後低酸素脳症などをきっかけに脳に障害が発生し、注意力・記憶力・言語・感情・認識力等に問題が生じることを指します。生活に支障を来しているにもかかわらず、見た目には分からないため、周囲に理解されにくいという問題があります。

初診の方は専用の予約枠を設定しています。web予約もしくはお電話頂けますと幸いです。頭部CT、MRIなどの画像データや紹介状は初診日までに持参頂けますと助かります。初診時には医師による問診、神経学的所見、頭部画像の確認、担当セラピストによる神経心理検査を行います。

リハビリテーション開始後は高次脳機能の評価を行いつつ個々の希望を聴取し、目標設定、必要なリハビリメニューの設定を行います。

また、高次脳機能障害の治療においては「ピアサポート」が重要と考えます。障害を持った方やその家族・関係者同士がつながるきっかけとなれれば幸いです。

高次脳機能障害と診断を受けた場合、「自立支援医療」という制度を用いた医療費の助成を受けれます。

当院は自立支援医療の診断書作成に対応いたします。

高次脳機能障害の診断を受けた場合、「精神障害者保健福祉手帳」による税制優遇や携帯電話利用料の割引などの生活支援を受けることができます。

当院では精神障害者保健福祉手帳の診断書作成に対応いたします。精神障害者保健福祉手帳用の診断書は自立支援医療（精神通院医療）の診断書を兼ねることが可能です。両方の制度を利用希望される場合はその旨をおっしゃってください。